防煙壁ワイヤーガラス防煙垂れ壁

テナントの天井にガラスがつり下がっているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。たてに1本線が入ったガラスで線入りガラスや、モノワイヤーガラスなどと呼ばれていますが、このガラスは火災時の煙の流動を抑えるもので、防煙垂れ壁と呼ばれています。この防煙垂れ壁にワイヤーが入っているのは意味がありまして、このワイヤーがあることで、割れたときにワイヤーにガラスが引っかかって飛び散ることを抑えているのです。防火ようのガラスが天井から落ちてきて怪我をさせてしまっては元も子もありません。モノワイヤーガラスは、防煙垂れ壁として使われることが多かったのですが、近年ではそのスッキリしたデザインが好まれ、カフェや一般住宅でも使用されるようになってきました。最近ではカフェのパーティション部分に使われていたり、集合住宅のエントランスなどで割れてしまったので修理をして欲しいと言う依頼が増え、出番の多くなったガラスです。ワイヤーガラスの中には他にも「ひし形」、「正方形」にワイヤーが入っているものがありますが、これらは防火ガラスと呼ばれ、防火地域や準防火地域に指定されている地区にある建物では延焼防止の為にこのひし形か正方形のワイヤーが入った防火ガラスを指定された場所に使うことが義務づけられております。モノワイヤーガラスの方がおしゃれなので既存の防火ガラスをたて1本線に変えたいというご要望もたまにいただきますが、モノワイヤーガラスは防火ガラスとしては使えませんので、ご注意ください。そんなモノワイヤーガラスの修理も弊社は可能です。透明、不透明どちらも在庫をご用意しておりますので、即日修理が可能となります。ワイヤーの入ったガラスはエッジの加工で強度に差が出ます。防錆処理もしないと錆割れも起こします。弊社はきちんとエッジの処理をさせていただきますので、是非ご依頼下さい。