熱割れによる割れたガラスの交換
窓ガラスの種類 | 屋根についているワイヤーガラス | |
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修理の内容 | ガラス交換 | |
メーカー | 日本板硝子 | |
場所 | 東京都板橋区 | |
その他 |
「いつのまにか大きなヒビが窓ガラスに入ってしまいました。ワイヤー入りのガラスですが、修理出来ますか?」
晴れた冬の午前中のお問合せに、熱割れを疑いました。
「何かをぶつけたわけでもなく、気がつくと、一直線にヒビが入っていたという感じですか?」と質問すると、まさにその通りとのこと。十中八九熱割れだと思われます。
熱割れは、ガラスやサッシの膨張により起きる現象です。本日のような晴れた冬に起こりやすく、外気で冷え切っている窓ガラスの一部が太陽光で暖られ温度差が生じると、暖められた部分だけ膨張するため、歪みが発生しガラスが割れてしまうのです。特に網入りガラスは普通の網無し板ガラスに比べ材質の膨張率の違いのせいで熱割れが発生しやすいです。
現場に向かってみると、やはり熱割れのようです。何かをぶつけたり、イタズラされた場合は、力が加わった部分から放射状にヒビが入るのですが、熱割れの場合はガラスのエッジの部分から割れ始めます。サッシの部分から一直線にヒビが伸びておりますので典型的な熱割れによるヒビでした。
ワイヤー入りのガラスでも即日修理が可能ですので、お客様に熱割れについてご説明しながら作業を開始。熱割れはサッシに収まっているエッジの部分から始まるので、エッジの仕上げを特に丁寧に心がけました。
「熱割れしやすい条件が揃っているため、完全な対策は難しいのですが、熱割れしにくくなるようエッジの仕上げを入念に行いました。」
とご報告し作業は終了。カーテンや家具配置、室外機の場所など、熱割れ対策のお話もさせていただきましたところ、熱割れについて全く知らなかったので、とても勉強になったと感謝のお言葉をいただきました。ご依頼ありがとうございました。
ガラスの緊急隊のご依頼ありがとうございました。