防犯ガラスで窓の防犯！価格に自信！見積り無料

日本は、治安がいい国として世界的にも有名です。今でも、田舎では施錠をせずに外出しても泥棒に入られる心配があまりないほどです。自分の家に泥棒が入るなど、考えたこともないという人も少なくないでしょう。しかし、そのような固定的な観念がある中で、日本の治安は悪化の傾向にあり、首都圏を中心に泥棒の被害は増加しています。これは警察白書などのデータを見ても明らかなことです。刑法犯罪の件数は5年前と比べて1.45倍も増加し、それに連動するように空き巣の被害は1.36倍に増えています。平成13年のデータを見てみると、警察に届けられた空き巣の被害は30万3698件にのぼり、これを一日平均で換算すると832件もの被害が出ていることになります、また、強盗の被害は1日平均で17.5件になります。何らかの事情によって届けられていないものがあることを考慮すると、相当な数に上ると考えられます。
そして、空き巣被害の7割が未解決であるという現実があります。被害件数は増えているにもかかわらず、検挙数は低下しているのです。この背景には、犯罪が激増していることで留置場や警察官の数が不足しているため、警察官一人当たりの業務が過多となり、検挙がうまくいってないことがあります。このことから、現代の日本において、自分の財産や生命を守るためには警察に過度な期待をかけることは出来ず、自分自身で守らなければならない時代になってきていることが分かります。
では、大切な財産や家族を守る為に、するべき事とは何でしょうか？身近な事から施策していく為にも、弊社では防犯ガラスの設置を強く推奨しています。

では、自分で自分の財産や生命を守っていくためには、どのようにすればよいのでしょうか。もっとも効果的な方法として注目されているのが、防犯ガラスの設置です。防犯ガラスとは、2枚の板ガラスの間に特殊な中間膜を挿入したガラスのことです。防犯ガラスは、この強靭な中間膜を入れていることによって、ガラスを貫通させることが難しくなります。網入りガラスや強化ガラスは一般のガラスに比べて強度があるため、防犯性能が高いと認識されがちですが、実際には、網入りガラスや強化ガラスは簡単に貫通穴が開いてしまうため、防犯効果はありません。これに対し、防犯ガラスは中間膜の効果によって、衝撃を与えた時にも無数にヒビが入るものの、貫通しにくい構造となっているのです。空巣や泥棒の侵入経路として、窓ガラスはとても大きい割合を占めています。ですが、防犯ガラスを設置する事により、ガラスを破り侵入する機会を大幅に減らす事が出来ます。こういった点からも、防犯ガラスによる対策は非常に有効であると言えるでしょう。

泥棒のイメージとして、錠前破りをして侵入するというイメージを持っている人もいるかもしれません。しかし、泥棒たちの侵入経路は多くの場合錠前破りではなく、圧倒的にガラス破りの方が多いのです。平成14年の警視庁生活安全総務課講演資料を見ても、侵入経路はガラス破りが71％を占めているのに対し、錠前破りは0.4％を占めているにすぎません。もっとも、このデータは一戸建て住宅のものであり、集合住宅では錠前破りが52％、ガラス破りが20％となっています。 こういった点からも、侵入経路の多いガラス破りに対して効果を発揮する防犯ガラスは、かなり有効と言えるでしょう。 では、泥棒たちはどのようにしてガラスを破っているのでしょうか。ガラス破りの方法には、こじ破り、打ち破り、焼き破りの3種類があります。

こじ破りとは

錠前の部分のサッシのガラス溝にドライバーを差し込み、こじるようにして穴をあけ、錠前を直接開けるという方法です。あまり音を立てずに進入できるため、密かに侵入するのに向いている方法です。

打ち破りとは

物を投げ込む、道具でたたくなどしてガラスを破る方法です。ガラスの割れる大きな音がするのですが、地域の住民や警備員などが駆けつける前に、数分のうちにものを盗んで逃げてしまうという大胆な方法です。ハンマーやバールで割るほか、庭にあるレンガや植木鉢などで割ることもあります。

焼き破りとは

焼き破りはこじ破りや打ち破りに比べるとまだまだ少ない方法です。ガラスは急激な温度変化に弱いため、火と水を使って穴をあけることが出来ます。かすかな音しか立てずに進入できるという特徴があります。

防犯ガラスは、この3種類のいずれの方法に対しても高い抵抗力を示します。こじ破りの際にはなかなか貫通させることが出来ず、打ち破りの際にも貫通せずに大きな音をたて、焼き破りに至っては「焼き破りは不可能」とするデータがあります。
また、都市防犯研究センターの調べによると、泥棒は侵入に時間がかかることを非常に嫌います。5分間で進入できなければ69％が諦め、10分間で進入できなければ92％が諦めます。つまり、防犯ガラスを設置しておくことにより、泥棒は侵入に多くの時間を要するようになり、諦めることにつながるのです。このように、犯罪を未然に防ぐという意味において、防犯ガラスは大変効果的な設備なのです。

鍵付きクレセントとは、通常の鍵にダイヤル式のロックがかかっており、数桁のダイヤルを暗証番号に合わせなければ鍵を開けることが出来ないもののことです。ダイヤル式のほかにも、クレセントに鍵穴がついており、鍵でロックを外さなければ開けることが出来ないもの、クレセントとガラスの間を鉄板でふさいでおり、窓ガラスを割っても外側から開けることが出来ないものなどがあります。これによって、こじ破りや焼き破りを行ったところで鍵を開けることが出来ないため、泥棒は侵入を諦めます。ダイヤル式になっていることは外からも見えるため、泥棒がそれを見ただけで諦めることも期待できます。鍵付きクレセントは数千円で設置が可能です。防犯ガラスと比較しても非常に安価に取り付ける事が出来ますね。

補助錠とは、主錠のほかに、防犯性を高める目的でもう一つの錠前を付けることを言います。鍵が二つになれば、侵入の為には単純に二倍の時間がかかるため、泥棒が侵入を諦めることが期待できます。補助錠も数千円で設置が可能です。防犯ガラスのようにガラスを破られない努力も必要ですが、鍵の取付により侵入時間を稼ぐのも有効な手段と言えるでしょう。

面格子とは、窓の外側に金属製の格子を取り付けることによって、窓から人が入れないようにするものです。見た目が自然体の防犯ガラスと違って、鉄格子がついていることによって、視覚的にも泥棒を諦めさせる効果があります。面格子を切断して侵入される可能性がありますが、上記の通り泥棒は侵入までに時間がかかることを嫌うため、ほとんどの場合は侵入を諦めさせることが出来ます。これも数千円で設置が可能です。また、当社では住宅の外観、室内からの景観を損なわないように配慮した面格子も用意しています。

防犯ガラスにも色々なメーカーのものがありますが、私達は日本板硝子の「セキュオ」をおすすめしています。セキュオの防犯ガラスには色々な種類のものがあり、0.76mmの中間膜を挿んだセキュオ30、1.52mmの中間膜を挿んだセキュオ60、2.28mmの中間膜を挿んだセキュオ90、1.2mmのポリカーボネート板と中間膜を挿んだセキュオSP、超強度の防火ガラスとフロート板ガラスの間に1.52mmの中間膜を挿んだセキュオPYがあります。後者になるにつれて防犯性能は高まっていき、価格も高くなっています。ですが、防犯ガラスの生産に関しては、トップシェアを誇っている為、様々な場所で使われており防犯ガラスの品質も安心出来るものになっています。

防犯ガラスはつけたいけれど費用を抑えたい方には、旭ガラスの「ラミセーフセキュリティー」をおすすめしています。ラミセーフセキュリティーも中間膜の厚さを0.76mm・1.52mm・2.28mmの3種類から選ぶことができ、住生活基本法で推進されている住宅性能表示制度で高評価を得ているガラスです。安くて機能的な防犯ガラスをお望みなら、一度検討してみてもいいかもしれません。